改めて「香り」のすばらしさを感じさせて頂けた一冊。



アロマセラピーは芳香療法ともあって、
心身への作用に興味が傾くことも多いですが、
このところは「香り」そのものをもっと知りたいと
読んでみた本です。


調香師としてフランスでも活躍されている
新間さんの著書はとても楽しいものでした。


バブル時代・・・・海外旅行と言えば、
免税店での香水の存在も大きかったのではないでしょうか。
その時代は私も何も分からずまま、
気に入った香りをとにかく一本は自分用、
家族にも好みのものを聞いてよく買って帰ったものです。


その昔はほんの一部の人にしか、
卓越した調香を楽しむことはできなかったものの、
今は簡単に誰でも触れることができます。


研ぎすまされた感覚でもって作られた香りの作品たち、
あらためて楽しめたらいいなと思う今日この頃です。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室