沈香を焚きながら読むは「源氏物語」。
少し前までは、日本人としていつか読めるといい・・
ただそう漠然ととらえていた古典文学。


世界の文学でも最高傑作と言われる書物が
まさかココロのバイブルとしたいと思うようになるとは

考えもしませんでした。


自身の経験もあったからこそ書けたかもしれない
複雑で繊細な人間のココロを式部が残してくれたことに
感謝する今日この頃です。


さて先日、京都国際会館で「源氏物語千年紀」の記念式典があったので、
参加させていただきました。
天皇皇后両陛下、瀬戸内寂聴さん、ドナルド・キーンさんなどが
ご出席になられる大きな式典でした。


式部はその昔、一条天皇の長女教育係として宮仕えされたこともあって、
天皇皇后両陛下のご臨席を拝見しながら
なにか間接的でも式部とのつながりを感じる日でした。


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