昔は非常に高価だと言われたスパイス。
奈良時代に大陸から伝わった唐菓子には
このスパイスが使われていたものもあります。


こちらその唐菓子の代表とも言える「清浄歓喜団」。
天台宗や真言宗などの密教と共に伝わり、
お供物とされていたようです。
神秘な香で「清める」意味を持つということで、
お寺にいるときのような気持ちで頂きました。


白檀、ハッカ、丁子、肉桂、胡椒など7種の香が小豆餡に
練りこまれているようで、生まれて初めて頂くお味でした。
まだ試されていない方へのお楽しみのために、
あえて風味等のことは詳しくレポートしないことにしておきます。


この唐菓子を含め日本の和菓子の歴史を
詳しく知りたいと思われる方は、
京都にある「京菓子資料館」をオススメします。
入場料を取らずに詳しく説明してくださるのですが、
本当に勉強になります。



scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室