去年の夏、京都・美山のハーバリストの方との

出会いをきっかけに我が家にやってきた小坊主弟切

(コボウズオトギリ 学名:Hypericum androsaemum)。
ハーブティでは有名なセントジョーンズワートの仲間です。



セントジョンズワートのほうは

Hypericum perforatumと言われ、
同じオトギリソウ属の植物です。


夏に頂いた後、ハーバリストのアドバイス通りに

秋に剪定したときは、15cm程の枝のみで

不安になっておりましたが、順調に育ってくれ、

黄色の花まで咲いてくれました。お話では、

オトギリソウの中でも原型に近いものということでした。


花をよく見ると、あまりにオシベ(?)が面白く、
あざらしのヒゲを思い出しました。
花の後は赤い実がつくようで、観察が楽しみです。



ところでオトギリ(弟切)と言われる由来を調べました。
その昔、晴頼という鷹匠が薬草を使って鷹の傷を

癒していたが、その薬は秘伝であったのを彼の弟が

漏らしてしまい、怒って首をはねてしまった、と。
秘伝の薬草がこのオトギリソウだったということです。



scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室