街を歩いていると、小さな白い花が甘い香りで迎えてくれ、

シーボルトが残した植物誌を見てみたり。



今回とても興味をひかれ勉強になったのは、出島に関連する

歴史。いわゆる歴史の教科書でも見かける扇形の出島は、現

在は周りを埋め立てられて一部しかその形を見ることが出来

ませんでしたが、いまも発掘調査しながら、美しく復元され

ています。


その敷地にある薬草園の碑。



そしてスパイス戦争でもどれだけ貴重だったかよく語られる

スパイスの貯蔵庫も、この出島にありました。特にクローブ

倉庫もあったようです。


当時、オランダが支払っていた出島の土地代は一年で一億円

ということでしたが、それほどまでに興味を抱かれた日本。

輸出の大部分は、金銀銅と「樟脳」ということでした。



そして思い出にと、母に買ってもらったチューリップ香水。

お花そのものの優しい香りは、少し早い春を思わせます。