去年の夏から少しずつ読んでいるビアトリクス・ポターの全集。

つい最近、映画「ミス・ポター」(彼女の生涯の話)をもう一度

見て、彼女の人生の経過とそのときに描かれた作品を照らし合わ

せながら読んでみました。



有名な挿絵としてよく見かける、あひるのジマイマとキツネの

お話。自然の中で動物と暮らす経験をしていない私には、種類

の違う動物がかわいく散歩しているようにしか見えていなかっ

たのですが、実はスリルなお話であります。


以前に、自慢の七面鳥をたくさん飼っている友人の家に遊びに

行った時に、「お出かけする時はワンちゃんを庭に離してねー

って、言ったよね」と怒られて泣きじゃくる娘ちゃんをどうし

てもなだめることができませんでした。子どもの七面鳥はキツ

ネに食べられ、大きい七面鳥は怖さのあまり飛んで行ってしま

ったのです。



こちらでは、「おいしいオムレツを作るから、セージ、タイム、

ミント、玉ねぎ、パセリを持って来ておくれ」とキツネに頼まれ

たジマイマがハーブを摘んでいるところです。なぜそんなことを

頼んだのか?気になる方は読んでみて下さいね。