史跡を巡る度に集めているお香。
今回のは、今まで集めてきた中でも最高級のものとなりました。
東大寺の初代別当を務めた良弁僧正が建立されたと言われ、また
紫式部が源氏物語を書いたと言われる滋賀県の石山寺。
なるほどその厳かさを物語るような沈香の香りは、また格別です。
珪灰石という珍しい石の上に立つことから名付けられた石山寺。
石灰岩が花崗岩と接触して変質してできるとのことですが、そ
の昔活発だった地層ができる瞬間って、どんな感じだったんだ
ろうと思うと興味深い景色です。
そして、この香りを作られた過程も少し気になるところです。