2013.02.18
街を歩いていると、小さな白い花が甘い香りで迎えてくれ、
シーボルトが残した植物誌を見てみたり。
今回とても興味をひかれ勉強になったのは、出島に関連する
歴史。いわゆる歴史の教科書でも見かける扇形の出島は、現
在は周りを埋め立てられて一部しかその形を見ることが出来
ませんでしたが、いまも発掘調査しながら、美しく復元され
ています。
その敷地にある薬草園の碑。
そしてスパイス戦争でもどれだけ貴重だったかよく語られる
スパイスの貯蔵庫も、この出島にありました。特にクローブ
倉庫もあったようです。
当時、オランダが支払っていた出島の土地代は一年で一億円
ということでしたが、それほどまでに興味を抱かれた日本。
輸出の大部分は、金銀銅と「樟脳」ということでした。
そして思い出にと、母に買ってもらったチューリップ香水。
お花そのものの優しい香りは、少し早い春を思わせます。