おおよそ20年ぶりに訪ねたは、空也上人で有名な六波羅蜜寺。

このところ香りの歴史を集中して色々と調べていたので、宝物

館での貴重なお話は、これまでより深く楽しく感じられました。

京都の冬に外を歩くのは本当に寒いので、季節のいいときに

気になるところへ出かけたいものです。全国各地、そろそろ

紅葉の季節ですね。

有酸素運動をと思い、自転車で７キロほど走ってまいりました。

まずは堀川通り（南北）を御池通（東西）から北へ北山通まで。

途中は、二条城、清明神社、茶道資料館などがあります。

堀川通と今出川通の交わる手前に、紫式部の墓所があります。

さすがムラサキシキブを植えておられます。

北山通を西へずっと行くと、カーブしながら千本通（南北）になります。

ずっと下るとJR二条駅の近くにあたるのですが、前から行きたかった

千本えんま堂へ。予想通りゾクッとするお顔をされていましたが、

お寺の方にいろいろお話を伺って、しっかり拝んでおきました。

もう一軒、釘抜き地蔵（苦抜き地蔵）で有名な石像寺へ。

たくさんの参拝者がありましたが、私も今少し苦しんでいる

近親者の代わりにお参りしました。

こちら千本通の二条より南は、平安京の時代の朱雀大路。

つまり平安京の真ん中を走る一番大きな通りで、その南端が

あの羅城門です。当時の朱雀大路は幅が１００m近くあった

とか。

いい季節なので、京都のご紹介でした。二条城の前でも

自転車のレンタルしているようです。

今は何月か分からないような涼しい９月の始め。

英国の老舗自然療法店ニールズヤードレメディーズさんの

表参道本店リニューアルオープンに伺ってきました。

scoil sionnaもこちらの直営校と同じカリキュラムでアロマセラピー

基礎クラスをさせて頂いております。

まずはニールズヤードレメディーズを1981年にロンドンで創立

されたロミー・フレイザー氏の来日講演。これまでのストーリーと

これからのことをご本人から直接伺えたのは、大変いい機会でした。

実は、もうお一人、元ミス・ユニバース ジャパン公式栄養

コンサルタントのエリカ・アンギャル氏の楽しい講演も聞かせて

いただきました。「食」は私もそれなりに気を遣っていますが、

また新たな刺激に加え、エリカさんの美しさと明るさに、気持ちが

高まりました。

ニールズヤードさん表参道本店は、遊び心が感じられる開放的な

感じに。ブラウンライスさんでもお茶を頂きましたが、英国の

雰囲気漂う大人な空間になっておりました。東京へ行かれる際には

ぜひ。

ずーっと、ずーっと前から行きたかった奈良の薬草園へ。

野草が得意な方と薬学の先生という強力な助っ人達が同行して

下さり、非常にディープな見学となりました。

少々専門的になりますが、上の写真は薩摩秘蔵の薬草、イヌトウキ。

こちらは「トウキ」と記してあったので、すぐにシャッターを

押しましたが、違いをその場でゆっくり観察できるのもいいですね。

あまりに歴史と内容が深過ぎて、こんなご紹介では大変失礼な

ものの、日本が誇る薬草園の一つでしょう。

奈良は大宇陀の森野旧薬園さんでした。

↓こちらはあちこちで見かけますが、「タラヨウ」はハガキの木。

朝ドラ「花子とアン」でアサイチ君が使っておられましたが、

今でも切手を貼れば郵便物として扱ってくれるようですね、素敵。

そしてもう一軒、すぐ近くの「薬の館」へも。

今はアステラス製薬さん、昔の藤沢薬品さんの創業者の生家です。

昔から薬草をたくさん採取されてきた土地のようですが、

誰でも知っている有名な製薬会社の創業者をたくさん輩出

してきた土地であるとのことです。

野草が得意な方が春に採取して野草料理で楽しんでおられる

植物もたくさん載っていて、思わず見入ってしまいました。

いつまでも変わらず、たくさん日本古来の薬草が育ってくれ

ますように・・お祈りしながら奈良を後にしました。

長年行きたかった植物園、東京は文京区の小石川植物園へお邪魔

してきました。お花が咲く直前の植物のエネルギーって素晴らしい。

一足お先に咲き始めた、寒咲大島桜。

たわわに実る夏みかん。

スズカケノキの林。ザワワザワワ・・・・

関西の植物園では見られない植物がたくさんあって、時間を

忘れました。そして、人が少ないことをいいことに、お花を

クンクンたくさん嗅がせて頂きました（笑）。

scoil sionna (スコイル　シオンナ）

京都のアロマセラピーとメディカルハーブの教室