郊外では、ときどき小さなかわいい田舎町に出会うことがあります。
この町も古くながら、こんなスタイリッシュな看板がちらほら。



ロンドンから電車で移動すること1時間半。
車窓の風景は、羊の群れ、毛布を着せられた馬、
石垣に仕切られた広い緑の大地。



今回訪れたEast Sussex州のRye。
海岸からそう遠くはない場所である故、
昔はスペインやフランスに征服された歴史もあるようです。
ハイストリートから少し坂を上ると教会やお城がありますが、
城壁の外側に大砲やギロチン台が生々しく残っていました。


波乱な歴史もありながら、チューダー様式の建物も美しく、

アンティークショップも多く見られます。



歩いていると、赤色がきれいなケシの花を見つけました。
近くの教会では、戦死者のお墓に
このケシの造花がたくさん飾られていました。
でもケシは、たしか眠りと忘却をもたらす魔女の薬草の一つですね。

かわいい町Ryeの辛い歴史と
きれいなお花ケシが持つ毒。
美しいものの奥にあるもの・・・そんなことを少し考える旅でした。



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京都のアロマセラピー教室


天気のよい水曜日、地下鉄ディストリクト線で終点Richmondへ。
ここはもうロンドンではなく、Surry州。

中心から1時間電車に乗るだけでこんなに豊かな田園風景が広がります。



目的地までののどかな道には仲良く手をつなぐ老夫婦や
湿地に群れるカモたち・・・本当に深呼吸が気持ちよい朝です。

目指すはPetersham Nurseries。
チャールズ皇太子も訪れるというガーデニングショップって、
いったいどんなだろうーと訪ねてみました。



上品なガーデニング雑貨や植物が並んでおり、
奥のカフェには平日とは思えないほどたくさんの人。
そして別の建物にはフラワーアレンジメントのクラスが開かれていました。

きっと春から夏の花が咲き乱れる季節は大変なにぎわいでしょう。


さて、午後は友人と待ち合わせて高級住宅地Chelseaへ。
オーガニックフードを扱うカフェでひと休み。



さすがposhな地域だけあって、
お父さんお母さんに迎えにきてもらった子供たち、
「好きなもの頼みなさ〜い」って。
小学校低学年からオーガニックカフェで優雅にお茶とは
うらやましい。。。


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京都のアロマセラピー教室


モヒカン頭・編み上げブーツの人たちも
いまだ顕在なパンクな町、Camden。



まさかですが、そんなCamdenのマーケットに
sionna出店してきました!


本当は人の多い土日で出店を予定していましたが、手始めは平日で。
手作り巾着の香木匂い袋、そして塗香体験。



さすがに月曜なので、昼頃より観光客、
夕方から学校帰りの学生などを中心に来客ありました。
小雨降る寒い一日でしたが、
周りの出店者と方達といい交流ができたこと、
いろんな国の方とアロマのことをお話ししたりご紹介できたこと
本当に素敵な経験でした。


せっせと作ったものをはるか海の彼方で使って下さっている
と考えると胸が熱くなります。


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今日は日曜のみ開かれている
Columbia Road Flower Marketへ。



「1週間の滞在だし、花でも家で生けようかな−」
と思いきや、花は横目で見ながら
アンティークショップで何時間もつぶしてしまった午前中。


鏡、食器、古本、カトラリーなど
たくさん買ってしまいました。



キッチン、ガーデン雑貨のお店の他にも
若手デザイナーのギャラリーもちらほらあり、
こじんまりとゆったりとしながら
いろんな刺激に時間を忘れるマーケットでした。



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眠い目をこすりながら向かったのは、
Notting Hill Farmers’ Market。



生ハーブ、生ブーケガルニなどが箱いっぱいです。
このマーケットは初めて訪れましたが、
ポートベローなどのアンティーク市で有名な場所にありながら、
小規模で近所の方達が多そうなゆったりしたマーケットでした。


日本の築地くらいの迫力を求められるならテムズ川下の
Borough Marketへどうぞ。
食いしん坊の方は一日居ても飽きないと思います。


さて現在ロンドンはこのようなマーケットが
たくさん開かれていますが、
特にLondon Farmers’Marketという団体には厳しいルールがあって、
商品は生産者しか売ってはいけない、
ロンドン中心より100マイル以内の農園に限る、
というものです。


この団体によって、生産者の収入は守られ、
サスティナブルな農牧水産業の環境のもとで
地のもの、旬のものを消費者に提供し、
郊外の人と都会の人のコミュニティーを
つなげていかれているようです。


今思えば、なんとなく不器用な感じの接客、
畑仕事をしているかのような手・・・
まさに作られた方とお話していたのだと思うと、
頂いた野菜も本当に美味しく感じることができました。


作り方を聞いて、早速フェンネルスープを作ってみました。



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