9日間に渡り、UKを巡ってきました。

UKライフでアロマに関することを中心に綴りたいと思います。


23:55関空発のドーハ行きカタール航空。

最近ゴージャスシティで有名な

ドバイ(アラブ首長国連邦の首都)の隣に位置します。


ドーハもドバイのように豊かな都市になりつつあるようで、
今回初めて乗ったカタール航空もエコノミークラスでしたが
非常に快適でした。


機材も新しく、4回搭乗のうち4回とも安心できる飛行で
パイロットの質もいいかな・・・と同行者と話しておりました。
レカロ社の疲れにくい座席に膝前のスペースがほんの少し
ゆったりしているだけですが、これが体にやさしかったのです。
パーソナルで使えるエンターテインメントも充実しており、
音楽もマイリストが作れるのは初めての体験でした。


さてアロマに従事するsionnaとしては、香りの宝庫である
中東にいつか訪ねたいと思いますが、今回は経由なので
ほんのエッセンスをー。


この航空会社、搭乗に至る廊下を歩いていると強烈に
フローラルな香りがしてきたのですが、その後の機内、
えんじ色のブランケットにまで妖艶な香りが漂う、漂う。
でも花の香りは気持ちを明るくさせてくれます。


今回の行き先はロンドン。
ドーハは乗り継ぎだけで空港にしか降りませんでしたが、
砂漠の中の飛行場、未知なる世界でした。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室


和の香りが芳しい匂い袋。
アロマセラピーは何ヶ月も香りを楽しめるものではありませんが、
この匂い袋は1年たっても香りが残っています。
アロマセラピーは搾り出した精油を使い、匂い袋は香木そのものを
刻んで中に入れるということもありますが・・・


子どもの頃はよく頂くことがあって
勉強机の引き出しに入れていた記憶があります。
最近懐かしくなって、お香屋さんへ見に行くと、
子どもの頃はあまり気にしなかった香りの種類や
巾着袋の絵柄の美しさに新鮮さを感じました。


特に巾着袋に入っていない匂い袋もありましたので、
家にあった古布でオリジナルを作ってみました。


匂い袋の原型は奈良の正倉院にあると言われていますが、
防虫効果の高い白檀、丁子、龍脳などを混ぜて
掛け軸、衣類などの保存に使っていたということです。


たくさん作ったので、クローゼットあちこちに入れてみました。
やさしい天然香料だということも安心でもあります。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室


沈香を焚きながら読むは「源氏物語」。
少し前までは、日本人としていつか読めるといい・・
ただそう漠然ととらえていた古典文学。


世界の文学でも最高傑作と言われる書物が
まさかココロのバイブルとしたいと思うようになるとは

考えもしませんでした。


自身の経験もあったからこそ書けたかもしれない
複雑で繊細な人間のココロを式部が残してくれたことに
感謝する今日この頃です。


さて先日、京都国際会館で「源氏物語千年紀」の記念式典があったので、
参加させていただきました。
天皇皇后両陛下、瀬戸内寂聴さん、ドナルド・キーンさんなどが
ご出席になられる大きな式典でした。


式部はその昔、一条天皇の長女教育係として宮仕えされたこともあって、
天皇皇后両陛下のご臨席を拝見しながら
なにか間接的でも式部とのつながりを感じる日でした。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室


口の中でいろんなスパイスが香る「ふっくらジンジャーブレッド」

飲んだ瞬間から胃腸がぽかぽかする「ジンジャー蜂蜜すだちティー」

少し寒さも増してきた秋の夜長のティータイムにいかがですか?


今年2008年はルーシー・モンゴメリの小説‘Anne of Green Gables’
が出版されて100年経つということで、子供のときによく読んでいた
「赤毛のアンの手作り絵本」を出してきました。


この本は、赤毛のアンのストーリーに沿って、料理・ソーイングなどを
中心とした手作りを紹介していますが、インスピレーションかきたてる

人形や心温まるママのお料理など、本当によくできた本です。


さて、ジンジャーブレッドに入っているスパイスは、
クローブ・シナモン・ジンジャーの3種類。
毎年クリスマスに作るドイツクッキーもたくさんのスパイスと

チョコレートの組み合わせが絶妙なのですが、12月にまたご紹介します!


ちなみにシナモンとジンジャーは体を温め循環をよくし、
クローブは鎮静の他に局所麻酔作用もあります。
一粒噛むとしびれるのはそういうことでした。
口臭ケアにいつもクローブを加えていたという揚貴妃も素敵ですが・・・



レシピ「ジンジャー蜂蜜すだちティー」(一人分)


ジンジャーパウダー 小さじ1/4
蜂蜜 小さじ1
すだち汁 1/2個分


これらをマグカップに入れ、お湯を注ぐ。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室




「スヴェニール ド アンネ フランク」


ベルギーの園芸家が1955年に作った品種。
後にアンネの父親に出会って「アンネフランクの思い出・形見」

と名付けて贈られたそうです。
お父さんのオットーフランクは収容所から解放されて

無事に生き延びることができましたが、
アンネは収容所内でチフスで先に短い命を閉じました。
ピンクと黄色のグラデーションは、

まるでピンクのローズに下からライトを当てたような鮮やかさがありました。


さて秋晴れの素晴しい京都府立植物園で気になった他2種のローズ。


「紫野」


「ガ−トルード ジーキル」

イギリスの庭園史上忘れることができない

園芸家ジーキル女史の名前が付けられたローズ。

夏以降はあまり花が咲かないとのこともあって、

一輪だけ深緑の葉っぱの間に静かに咲いておりました。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室