沈香を焚きながら読むは「源氏物語」。
少し前までは、日本人としていつか読めるといい・・
ただそう漠然ととらえていた古典文学。


世界の文学でも最高傑作と言われる書物が
まさかココロのバイブルとしたいと思うようになるとは

考えもしませんでした。


自身の経験もあったからこそ書けたかもしれない
複雑で繊細な人間のココロを式部が残してくれたことに
感謝する今日この頃です。


さて先日、京都国際会館で「源氏物語千年紀」の記念式典があったので、
参加させていただきました。
天皇皇后両陛下、瀬戸内寂聴さん、ドナルド・キーンさんなどが
ご出席になられる大きな式典でした。


式部はその昔、一条天皇の長女教育係として宮仕えされたこともあって、
天皇皇后両陛下のご臨席を拝見しながら
なにか間接的でも式部とのつながりを感じる日でした。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室


口の中でいろんなスパイスが香る「ふっくらジンジャーブレッド」

飲んだ瞬間から胃腸がぽかぽかする「ジンジャー蜂蜜すだちティー」

少し寒さも増してきた秋の夜長のティータイムにいかがですか?


今年2008年はルーシー・モンゴメリの小説‘Anne of Green Gables’
が出版されて100年経つということで、子供のときによく読んでいた
「赤毛のアンの手作り絵本」を出してきました。


この本は、赤毛のアンのストーリーに沿って、料理・ソーイングなどを
中心とした手作りを紹介していますが、インスピレーションかきたてる

人形や心温まるママのお料理など、本当によくできた本です。


さて、ジンジャーブレッドに入っているスパイスは、
クローブ・シナモン・ジンジャーの3種類。
毎年クリスマスに作るドイツクッキーもたくさんのスパイスと

チョコレートの組み合わせが絶妙なのですが、12月にまたご紹介します!


ちなみにシナモンとジンジャーは体を温め循環をよくし、
クローブは鎮静の他に局所麻酔作用もあります。
一粒噛むとしびれるのはそういうことでした。
口臭ケアにいつもクローブを加えていたという揚貴妃も素敵ですが・・・



レシピ「ジンジャー蜂蜜すだちティー」(一人分)


ジンジャーパウダー 小さじ1/4
蜂蜜 小さじ1
すだち汁 1/2個分


これらをマグカップに入れ、お湯を注ぐ。


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「スヴェニール ド アンネ フランク」


ベルギーの園芸家が1955年に作った品種。
後にアンネの父親に出会って「アンネフランクの思い出・形見」

と名付けて贈られたそうです。
お父さんのオットーフランクは収容所から解放されて

無事に生き延びることができましたが、
アンネは収容所内でチフスで先に短い命を閉じました。
ピンクと黄色のグラデーションは、

まるでピンクのローズに下からライトを当てたような鮮やかさがありました。


さて秋晴れの素晴しい京都府立植物園で気になった他2種のローズ。


「紫野」


「ガ−トルード ジーキル」

イギリスの庭園史上忘れることができない

園芸家ジーキル女史の名前が付けられたローズ。

夏以降はあまり花が咲かないとのこともあって、

一輪だけ深緑の葉っぱの間に静かに咲いておりました。


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京都のアロマセラピー教室




AROMATIC LIFEを始めて変わったこと・・・


香りについてどん欲になった
自分のカラダや肌のことを好きになった
植物とふれ合うことに幸せを感じるようになった
自分は自然の一部と改めて思うようになった


まだまだ変わったことはたくさんありますが、
本当にアロマセラピーと出会えてよかった・・・
と最近よく思うようになった自分に気付く今日この頃です。


よちよち歩きのscoil sionnaのアロマセラピークラスですが、
ご参加下さる方も少しずつ増え、AROMATIC LIFEをご案内
させて頂けている機会にも感謝しています。


昨晩も眠たい目をこすりながらマイ化粧水を頑張って作りました。
ほんの2、3分で作れるので、いつも面倒だとは思いません。
むしろ出来上がったものを使う瞬間が楽しみだから、
疲れていても忙しくても作ってしまいます。


●ラベンダー&ホーリーフの化粧水
細胞成長を促進させてくれる強い味方ラベンダーと
冬が来る前に免疫力を高めていこうとホーリーフを使いました。
優しい香り・・・本当に癒されます!


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京都のアロマセラピー教室




英国老舗デパートLIBERTY文様の華やかなブラウス。
いつもアロマクラスの場所をご提供頂いている
THE WELBECK GALLERYさんでこの秋入荷された女性用ブラウスです。

植物の図柄などLIBERTYのデザインは自然がたくさん盛り込まれています。


いま京都国立近代美術館では「生活と芸術 アーツ&クラフツ展

ウィリアム・モリスから民芸まで」という展覧会が開かれていますが、

モリスの図柄も有名なリバティファブリックの一つとして忘れることはできません。


たまたまイギリス庭園史を読んでいた時に出てきたのですが、
イングリッシュガーデンの産みの親とも言われる園芸家、
ガ−トルード・ジーキル女史はモリスのアーツ&クラフツ運動に

共鳴していたようです。


いろんなものに触れていると、何かと何かがリンクしていきます。
パチンとつながったときは本当に嬉しく思います。

LIBERTYの創設やモリスの図柄にも京都を始めとする日本が
深く関係しているようです。知れば知るほど奥深いです。。


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