2009.02.18
梅が咲き始める季節ですね。
今日は菅原道真公がお生まれになったという、
菅大臣神社(京都市下京区)の梅を見に行きました。
境内にある「飛梅」。
道真公が大宰府に左遷されるときに詠まれた歌に由来する梅の木のようです。
実は残念ながら、たった一輪の開花。
でも、これから咲くために頑張っている木の幹や枝に力を感じることができ、
薄桃色の一輪はとても優しい香りがしました。
道真公の歌もすばらしいですが、
これから咲き始めるということで、
江戸時代の俳人・服部嵐雪さんの詠まれた歌を味わいたいと思います。
梅一輪 一輪ほどの暖かさ
梅の花が一輪また一輪と咲くにつれて、
気候も少しずつ暖かさを増すという意味だそうですが、
春の訪れをゆっくり楽しみたいものです。
scoil sionna (スコイル シオンナ)
京都のアロマセラピー教室
2009.02.06
昨日、第一回目のオープンアロマセラピークラスを開催しましたが、
予想より多くの方にご参加頂くことができました。
平日のお昼にもかかわらず、嬉しい限りです。
その中でも今回はバレンタイン前ということもあって、
昔から「ほれ薬」なんてことも言われるイランイランも
ご案内させていただいたところ、大変好評でした。
またお客様より「彼へのプレゼントは石鹸を手作りするんです」、とのこと。
甘い香りのする精油にブラックチョコレートも混ぜ込んで作るとか。
このオープンクラスは定期的に開催していこうと思っています。
また機会ありましたらぜひお気軽にご参加くださいませ。
なお、次回は2月8日(日)12時から19時です。
※こちらは現在、実施しておりません。
scoil sionna (スコイル シオンナ)
京都のアロマセラピー教室
2009.01.27
大好きなコーヒー。
丁寧に淹れているつもりだったのですが、
先日訪れた三条会商店街のステキなコーヒー屋さんで
衝撃的な出会いがありました。
同じコーヒーでも淹れる手順や温度管理によっては
全く違う味や香りになるということをプロから直接学んだわけですが、
教えていただいた通りに家で試したら、
以前に買った有名店のコーヒーの味が全く違った味や香りで
淹れられたことに感動いたしました。
相当なこだわりがありそうなマスターですが、
初めて訪れた客に力説くださった優しさと情熱に
プロ魂の格好よさを久々に感じることのできたひと時でした。
そして手土産に買って帰った深煎りのコーヒーで
カフェで出てきてもおかしくないような
カフェオレができました!
scoil sionna (スコイル シオンナ)
京都のアロマセラピー教室
2009.01.22
冬のお風呂、皆さんはどんなふうに楽しまれてますか?
精油ではなく、ミカンやユズなどのかんきつ類を
そのまま浮かべて楽しめるのはこの時期ならではです。
最近のお気に入りは乾燥したヨモギでのほっこり入浴。
ヨモギは血流をよくして温熱効果を保つことから湯冷めしにくく、
また殺菌やかゆみを抑えるなどお肌をスベスベにもしてくれます。
やさしい草の香りも癒されます。
「湯冷めしにくい」というのは冷え性などの強い味方なだけでなく、
入浴後にゆっくりとアロママッサージをする方にも嬉しいことですね。
さて、何も入れないお風呂(さら湯)は
私たちの体や皮膚に少々負担を与えるようですが、
これはお湯の中の硬水成分(カルシウムやマグネシウム)や
浸透圧の影響だとか。
私はだいたい精油を使ってバスソルトを作りますが、
面倒な時は「塩」だけでも入れるようにしています。
デトックス効果は体だけでなく気持ちの浄化にも
なるので、一日のリセットにもいいですよね。
今年の春はヨモギたくさん摘み取って、
1年分の入浴用にとっておきたいです。
scoil sionna (スコイル シオンナ)
京都のアロマセラピー教室
2009.01.15
昔は非常に高価だと言われたスパイス。
奈良時代に大陸から伝わった唐菓子には
このスパイスが使われていたものもあります。
こちらその唐菓子の代表とも言える「清浄歓喜団」。
天台宗や真言宗などの密教と共に伝わり、
お供物とされていたようです。
神秘な香で「清める」意味を持つということで、
お寺にいるときのような気持ちで頂きました。
白檀、ハッカ、丁子、肉桂、胡椒など7種の香が小豆餡に
練りこまれているようで、生まれて初めて頂くお味でした。
まだ試されていない方へのお楽しみのために、
あえて風味等のことは詳しくレポートしないことにしておきます。
この唐菓子を含め日本の和菓子の歴史を
詳しく知りたいと思われる方は、
京都にある「京菓子資料館」をオススメします。
入場料を取らずに詳しく説明してくださるのですが、
本当に勉強になります。
scoil sionna (スコイル シオンナ)
京都のアロマセラピー教室