具象彫刻家・佐藤忠良さんのブロンズ作品を見て

「家族の顔を立体表現してみたい」と思い、


平山郁夫さんの絵画「桜蘭の月」を見て

「香りを求めてシルクロード旅したい」と思い、


樂吉左衞門さんのお茶碗と独特な空間を見て

「千利休さんの本を読もう」と思い出す。



佐川美術館にて(滋賀県守山市)





少し早い春の訪問客と共に京都散策。

4月目前にミゾレも降る寒さなので、桜の蕾もギューっ

と固くつぼんでいます。


今回は大徳寺の高桐院さんへ。

細川ガラシャさん他、細川家のお墓もあるということで

お邪魔致しました。日本の美を改めて感じさせてくれる

苔と竹の素晴らしい参道から始まるのは、さすが千利休

さんのお屋敷を移築されただけあるステキな寺院です。


そして今宮神社へ参った後、すぐ横のあぶり餅を頂くこ

とに。最近、我が家のお味噌汁はもっぱら白味噌仕立て

ですが、このお餅も大好きな白味噌。一つずつは小さく

ても、15本もあればたくさん頂いた気がします。



そして豊かな水源の宇治へも。

人気の老舗にご案内したかったのですが、長蛇の列であき

らめ、宇治川のすぐ横にあるもっと歴史の古い通園さんで

川の流れを楽しみながら、スイーツ頂きました。一緒に来

てくれた5歳の女の子も、この濃厚抹茶スイーツをペロリ。


今回は私もまだ行ったことのなかった世界文化遺産の宇治

上神社を参りました。こじんまりとしていますが、日本最

古の神社建築だそうです。その他は、10円玉裏で有名な平

等院鳳凰堂や、源氏物語ミュージアムもあり、歴史や文学

好きな方は特にワクワクするスポットでしょう。



このところ歳時記のようになって失礼します。


この絵は、江戸時代の京都の老舗酒屋さんの酒作りの

様子。京都は軟水なので「女酒」と言われているよう

ですが、豊富でおいしいお水が洛中の下にも昔からあ

ったことで酒所として栄えていました。天皇が京都よ

り東京に移られてからは、拠点を伏見に移される会社

が多くなって、今は伏見が京都の酒所となっていると、

お話を伺いしました。


たくさん試飲もさせて頂きましたが、本当に種類によ

って香りと味が異なります。今は機械で作られた酒粕

がほとんどですが、昔の酒粕はぜんぶ搾りきらずに残

るものを粕としていたようで、ぜんぜん香りも味も素

晴らしかったとか。


実は先日、京都にいながら京都バス観光に参加してま

いりました。旅というと、計画を立てない自由な一人

旅が一番好きなのですが、たまにはこういうプランに

乗るというのも新しい発見がたくさんあります。これ

から京都に遊びに行きたい〜と計画されている方、京

都駅から出ているいろんな日帰りツアーもお薦めです。


酒所以外には、湯葉作り体験。

引き上げ湯葉と汲み上げ湯葉を試し、試食させて頂い

た汲み上げ湯葉は、何とも絶品。



菜の花きんとんと、落雁でできた食べられる茶器でお

煎茶を。



そして東山から京都を一望しながら、京料理を頂きます。



おひな飾りが横並びに2つ。

こちらはある豪商のオウチのお嬢ちゃまのものだそうです。

昭和初期にいわゆるオーダーメイドで作られたもの。

手作業の細かさにうっとり。



そして菅原道真の一族と言われる中小路家でのひな祭り。

上と下のお人形は江戸時代のもの、美しいです。



少し早めですが、桜餅を作りました。

嵐山の渡月橋前のお茶屋さんの桜餅を思い出して、白い桜餅。

私は桜の香りが昔からとても好きです。



誰の作品でしょう。



いえ、これはロンドン地下鉄のシート柄。

ラインによって車体のデザインや色が違うのは、

日本でも多少ありますが、けっこう目に飛び込んで

くるのがロンドン地下鉄。無料で配布される地下鉄

マップ、現在のは草間彌生さんのものだとか。去年

ギリギリ頂きそびれました。


そろそろオリンピックの時期も近づきました。

情報に偏りはあるものの、20代前半より2年に一度

の頻度で行っている英国。初めて渡英される方など、

何かお手伝いできることあればさせて頂きます。

英国におけるアロマセラピーもぜひ一緒に。。

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