ミカン科さんしょう属の山椒を使って
イネ科タケ亜科の筍を「木の芽和え」にしていただきます。
香りの主張は強い食材ですが、春がきた!と感じられる一品です。



そして前に添えるは、和菓子をいただくときによく使う
クスノキ科クロモジ属の黒文字のお箸とお箸置き。
自生のクロモジを使って手作りしたものを頂きました。
枝の斑点が文字のように見えることから付けられたようで、
やさしい香りは口当たりもいいです。


ウメ、サクラに続いて、いろんなお花がどんどん咲き始め
どこを歩いても植物の香りが感じられる季節は楽しいですね。
ちょっと早いですが、sionnaガーデンもジャスミンの花が咲きこぼれ、
毎日酔うほどに芳しい香りに包まれています。



scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室


自然を求めて京都・西山へ。
母の協力あって、春の野草をたくさん摘み取りました。





ツクシ(土筆)とノカンゾウ(野萱草)の若葉を

酢味噌で和えた一品を頂くことに。
苦みがあるというツクシも癖がなく、ノカンゾウもやさしいお味で
本当においしく作って頂きました。


ノカンゾウはユリ科の植物で、

特に蕾を開花する前に蒸して干したものは金針菜と言われ、
鉄分が多いため貧血予防にも中華料理で昔から使われているとか。


次はどんな野草を摘み取りましょうね〜



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種類によっては咲き始めているサクラ。
この時期は別れや出会いがたくさんあり、
また長い冬を越した自然の生命力に改めて感動する季節でもあります。


前から気になっていた「茶香炉」を頂くことがありました。
ちょうどサクラの透かしがこの時期にふさわしいと思い、
緑茶の香りを楽しみながら、少し早いですが桜茶を味わいました。



香炉の上皿の真ん中はろうそくの火が強くて茶葉がこげるので、
円状に葉を置くと上手に使えます。
お茶のお店に入ったときのあの香ばしいいい香りが部屋中に漂います。


中国茶や紅茶なども使えるということで、
いろいろ試してみようと思います。



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アラビア語の「ライムン」とペルシャ語の「リムン」から
名付けられたというレモン。
集中力を高める効果もあるので、
仕事の合間のティータイムにもよさそうです。


イギリスの料理本から。
バターとレモンがシンプルでおいしいです。



140g butter, at room temperature
140g caster sugar
2 large eggs
Grated zest of 1 unwaxed lemon
140g flour
8g baking powder

3 tablespoon caster sugar
Freshly squeezed juice of 1 lemon


*a 20-cm square cake tin, lined with greaseproof paper



1. Preheat the oven to 180℃.
2. Beat together the butter and the sugar until creamy.
3. Beat in the eggs, and stir in the lemon zest.
4. Sift the flour into 3. and mix well.
5. Tip the mixture into the prepared cake tin and spread out evenly.
6. Bake in the oven for about 20 mins.
7. Transfer the cake tin to a wire rack.
8. Combine the sugar and lemon juice in a small bowl, and pour over the top of the cake.
9. Let cool in the tin, then carefully unmould to serve.



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いま気に入って読んでいる香りの本があります。
その中で出てきた「ベネディクティン」。
日本で言う薬用養命酒のようなものとか。


度数40度の薬草リキュールは、フランスで生まれました。
27種のハーブが入っているようですが、内容を当てるのは難しいです。


こちらは16世紀にフランスのベネディクト派の修道院の僧侶が
たくさんのハーブを使って作った秘酒から始まり、
一時期はフランス革命もあって製造が中止になったものの、
また1800年代にあるワイン商によって復活したというもの。


気になる薬草ですが、アンジェリカ・アルニカ・
レモンバーム・カルダモン・シナモン・コリアンダー・
ジンジャー・ヒソップ・ジュニパーベリー・クローブ・
ナツメグ・ミルラ・パイン・サフラン・バニラなどなど。


シロップやカラメルも入っているので飲みやすいです。
さすが薬草が入っているだけあって、
頭痛・不眠症・更年期障害・喉の痛みなどにも効果あるとか。
ちなみに寒い冬の夜はお湯割りにすると
湯気とともに薬草がふわっと香り、
口当たりもよく美味しくいただけます。



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