今日は日曜のみ開かれている
Columbia Road Flower Marketへ。



「1週間の滞在だし、花でも家で生けようかな−」
と思いきや、花は横目で見ながら
アンティークショップで何時間もつぶしてしまった午前中。


鏡、食器、古本、カトラリーなど
たくさん買ってしまいました。



キッチン、ガーデン雑貨のお店の他にも
若手デザイナーのギャラリーもちらほらあり、
こじんまりとゆったりとしながら
いろんな刺激に時間を忘れるマーケットでした。



scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室


眠い目をこすりながら向かったのは、
Notting Hill Farmers’ Market。



生ハーブ、生ブーケガルニなどが箱いっぱいです。
このマーケットは初めて訪れましたが、
ポートベローなどのアンティーク市で有名な場所にありながら、
小規模で近所の方達が多そうなゆったりしたマーケットでした。


日本の築地くらいの迫力を求められるならテムズ川下の
Borough Marketへどうぞ。
食いしん坊の方は一日居ても飽きないと思います。


さて現在ロンドンはこのようなマーケットが
たくさん開かれていますが、
特にLondon Farmers’Marketという団体には厳しいルールがあって、
商品は生産者しか売ってはいけない、
ロンドン中心より100マイル以内の農園に限る、
というものです。


この団体によって、生産者の収入は守られ、
サスティナブルな農牧水産業の環境のもとで
地のもの、旬のものを消費者に提供し、
郊外の人と都会の人のコミュニティーを
つなげていかれているようです。


今思えば、なんとなく不器用な感じの接客、
畑仕事をしているかのような手・・・
まさに作られた方とお話していたのだと思うと、
頂いた野菜も本当に美味しく感じることができました。


作り方を聞いて、早速フェンネルスープを作ってみました。



scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室


口の中でいろんなスパイスが香る「ふっくらジンジャーブレッド」

飲んだ瞬間から胃腸がぽかぽかする「ジンジャー蜂蜜すだちティー」

少し寒さも増してきた秋の夜長のティータイムにいかがですか?


今年2008年はルーシー・モンゴメリの小説‘Anne of Green Gables’
が出版されて100年経つということで、子供のときによく読んでいた
「赤毛のアンの手作り絵本」を出してきました。


この本は、赤毛のアンのストーリーに沿って、料理・ソーイングなどを
中心とした手作りを紹介していますが、インスピレーションかきたてる

人形や心温まるママのお料理など、本当によくできた本です。


さて、ジンジャーブレッドに入っているスパイスは、
クローブ・シナモン・ジンジャーの3種類。
毎年クリスマスに作るドイツクッキーもたくさんのスパイスと

チョコレートの組み合わせが絶妙なのですが、12月にまたご紹介します!


ちなみにシナモンとジンジャーは体を温め循環をよくし、
クローブは鎮静の他に局所麻酔作用もあります。
一粒噛むとしびれるのはそういうことでした。
口臭ケアにいつもクローブを加えていたという揚貴妃も素敵ですが・・・



レシピ「ジンジャー蜂蜜すだちティー」(一人分)


ジンジャーパウダー 小さじ1/4
蜂蜜 小さじ1
すだち汁 1/2個分


これらをマグカップに入れ、お湯を注ぐ。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室




「スヴェニール ド アンネ フランク」


ベルギーの園芸家が1955年に作った品種。
後にアンネの父親に出会って「アンネフランクの思い出・形見」

と名付けて贈られたそうです。
お父さんのオットーフランクは収容所から解放されて

無事に生き延びることができましたが、
アンネは収容所内でチフスで先に短い命を閉じました。
ピンクと黄色のグラデーションは、

まるでピンクのローズに下からライトを当てたような鮮やかさがありました。


さて秋晴れの素晴しい京都府立植物園で気になった他2種のローズ。


「紫野」


「ガ−トルード ジーキル」

イギリスの庭園史上忘れることができない

園芸家ジーキル女史の名前が付けられたローズ。

夏以降はあまり花が咲かないとのこともあって、

一輪だけ深緑の葉っぱの間に静かに咲いておりました。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室




英国老舗デパートLIBERTY文様の華やかなブラウス。
いつもアロマクラスの場所をご提供頂いている
THE WELBECK GALLERYさんでこの秋入荷された女性用ブラウスです。

植物の図柄などLIBERTYのデザインは自然がたくさん盛り込まれています。


いま京都国立近代美術館では「生活と芸術 アーツ&クラフツ展

ウィリアム・モリスから民芸まで」という展覧会が開かれていますが、

モリスの図柄も有名なリバティファブリックの一つとして忘れることはできません。


たまたまイギリス庭園史を読んでいた時に出てきたのですが、
イングリッシュガーデンの産みの親とも言われる園芸家、
ガ−トルード・ジーキル女史はモリスのアーツ&クラフツ運動に

共鳴していたようです。


いろんなものに触れていると、何かと何かがリンクしていきます。
パチンとつながったときは本当に嬉しく思います。

LIBERTYの創設やモリスの図柄にも京都を始めとする日本が
深く関係しているようです。知れば知るほど奥深いです。。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室