口の中でいろんなスパイスが香る「ふっくらジンジャーブレッド」

飲んだ瞬間から胃腸がぽかぽかする「ジンジャー蜂蜜すだちティー」

少し寒さも増してきた秋の夜長のティータイムにいかがですか?


今年2008年はルーシー・モンゴメリの小説‘Anne of Green Gables’
が出版されて100年経つということで、子供のときによく読んでいた
「赤毛のアンの手作り絵本」を出してきました。


この本は、赤毛のアンのストーリーに沿って、料理・ソーイングなどを
中心とした手作りを紹介していますが、インスピレーションかきたてる

人形や心温まるママのお料理など、本当によくできた本です。


さて、ジンジャーブレッドに入っているスパイスは、
クローブ・シナモン・ジンジャーの3種類。
毎年クリスマスに作るドイツクッキーもたくさんのスパイスと

チョコレートの組み合わせが絶妙なのですが、12月にまたご紹介します!


ちなみにシナモンとジンジャーは体を温め循環をよくし、
クローブは鎮静の他に局所麻酔作用もあります。
一粒噛むとしびれるのはそういうことでした。
口臭ケアにいつもクローブを加えていたという揚貴妃も素敵ですが・・・



レシピ「ジンジャー蜂蜜すだちティー」(一人分)


ジンジャーパウダー 小さじ1/4
蜂蜜 小さじ1
すだち汁 1/2個分


これらをマグカップに入れ、お湯を注ぐ。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室




「スヴェニール ド アンネ フランク」


ベルギーの園芸家が1955年に作った品種。
後にアンネの父親に出会って「アンネフランクの思い出・形見」

と名付けて贈られたそうです。
お父さんのオットーフランクは収容所から解放されて

無事に生き延びることができましたが、
アンネは収容所内でチフスで先に短い命を閉じました。
ピンクと黄色のグラデーションは、

まるでピンクのローズに下からライトを当てたような鮮やかさがありました。


さて秋晴れの素晴しい京都府立植物園で気になった他2種のローズ。


「紫野」


「ガ−トルード ジーキル」

イギリスの庭園史上忘れることができない

園芸家ジーキル女史の名前が付けられたローズ。

夏以降はあまり花が咲かないとのこともあって、

一輪だけ深緑の葉っぱの間に静かに咲いておりました。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室




英国老舗デパートLIBERTY文様の華やかなブラウス。
いつもアロマクラスの場所をご提供頂いている
THE WELBECK GALLERYさんでこの秋入荷された女性用ブラウスです。

植物の図柄などLIBERTYのデザインは自然がたくさん盛り込まれています。


いま京都国立近代美術館では「生活と芸術 アーツ&クラフツ展

ウィリアム・モリスから民芸まで」という展覧会が開かれていますが、

モリスの図柄も有名なリバティファブリックの一つとして忘れることはできません。


たまたまイギリス庭園史を読んでいた時に出てきたのですが、
イングリッシュガーデンの産みの親とも言われる園芸家、
ガ−トルード・ジーキル女史はモリスのアーツ&クラフツ運動に

共鳴していたようです。


いろんなものに触れていると、何かと何かがリンクしていきます。
パチンとつながったときは本当に嬉しく思います。

LIBERTYの創設やモリスの図柄にも京都を始めとする日本が
深く関係しているようです。知れば知るほど奥深いです。。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

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季節の変わり目は体調が不安定になる方もあると思います。
気候の変化に体がバランスを取ろうとして疲れてしまいます。


そんなときに元気をくれるバジルを取り入れてはいかがでしょう。
バジルは和名ではメボウキ(目箒)と言われるのですが、
種子を水に浸すとジェル状のものができ、これを使って
目に入ったゴミを取るのに使われてきたようです。

さて、ご存知のようにバジルは相性のよいトマトなどを使って
お料理でもよく使われますが、アイスバジルティーも美味しいです。


バジルは神経を含めた全身の強壮によいと言われますから、
冷やして清涼感を味わいながら夏の疲れを取ってみたいものです。
そして写真のように、オフタイムには花やハーブを浮かべながら
ゆったりとお風呂で体を休めるのもいいですね。


お腹に赤ちゃんがいらっしゃるお母さんは、精油も同様、
少々お取り扱いにはご注意くださいませ。


scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室



京都市の中心から車で1時間半ほど北へ走ると、
豊かな自然のある美山町があります。
茅葺きの民家が日本で一番多くあるとも言われ、
まるで黒澤映画の「夢」を思い起こす景色が広がります。


道の駅に寄ると、有機栽培ものも含め、大地の力を感じさせる
美味しそうな農産物がたくさん並んでいます。
「おいしそう~」とまじまじ見ていると、生産者の
おじさんおばさんが気軽に声をかけてくださるのですが、
ますます美味しく見えてきます。


さて、骨休めに(財)美山町自然文化村 河鹿荘 にて
ヨモギを使った薬草風呂に入りました。


ヨモギと言えば、春にいただくヨモギ餅を思い出しますが、
日本では昔から使われているハーブで薬効成分がたくさんあるようです。
お風呂に入れると、肌荒れ・血行不良・婦人科系機能に
良さそうです。道端でよく見かけるわりには日常あまり
使っていないので、意識して取り入れてみたいものです。


その後、ハーブガーデンをいくつか訪ねました。
写真はその中のエキナセアというハーブです。
免疫力を高めたり、風邪インフルエンザなどの炎症を鎮めるハーブとして
認知度が高まっていますが、sionnaも寒い季節になると常備します。
風邪ひきかけたかな?と思えば、ハーブティーにして飲みます。
このハーブのおかげでここ5年くらい風邪薬には
お世話になっていないような気がします。


そしてさすが自然豊かな美山・・・
素敵なハーバリストに出会う機会がありました。
お話を聞くと、もともとは野菜作りをされていたらしいのですが、
お知り合いの飲食店から香草を作って欲しいというリクエストが
あって、ハーブを育て始められたようです。
でもここ最近のことではなく、25年も前からということ。
日本にまだ入っていないハーブを育てて研究もされているようで、
勉強になりました。クールなお顔でサラッとお話くださるのですが、
笑顔の裏に情熱を感じました。


これから季節ごとに通ってみようと思う美山町。
山をもっと奥に進むと人の手が加わっていない「芦生の森」という
原生林の森があり、京都大学が様々な研究も行っているようです。
まだ果たせぬ屋久島への旅の前に、
地元の京都で原生林の森林浴をしたいと思います。



scoil sionna (スコイル シオンナ)

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