自然を求めて京都・西山へ。
母の協力あって、春の野草をたくさん摘み取りました。





ツクシ(土筆)とノカンゾウ(野萱草)の若葉を

酢味噌で和えた一品を頂くことに。
苦みがあるというツクシも癖がなく、ノカンゾウもやさしいお味で
本当においしく作って頂きました。


ノカンゾウはユリ科の植物で、

特に蕾を開花する前に蒸して干したものは金針菜と言われ、
鉄分が多いため貧血予防にも中華料理で昔から使われているとか。


次はどんな野草を摘み取りましょうね〜



scoil sionna (スコイル シオンナ)

京都のアロマセラピー教室


すてきな洋館でのアート展。
いま京都府庁の旧本館で若手アーティストによる
echo tourというイベントが行われています。



コリント様式の建築と、静かにもエネルギーも感じるアートとの融合。
なかにはドキッとする作品などもあって、感性をくすぐられました。
4月5日まで開催されており、週末は音楽や演劇もあるようです。


さて、この手すりの植物文様は、「アカンサス(葉アザミ)」で、
ギリシャの神殿などにある柱の様式によく使われるようです。
府庁の建物の至る所にこの文様が使われていました。
薬草としても昔から使われてきたようですが、
花言葉としては「芸術、巧みさ、離れない結び目」などといろいろあるようで、
建築に携わった方の思いなどを想像してしまうひとときでした。



そしてこの建物の中庭に枝垂れ桜が今三分咲きくらいに花を開かせています。
京都と言えば、円山公園のしだれ桜が有名ですが、
こちらはその円山公園の初代の木の孫にあたるそうです。



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京都のアロマセラピー教室


種類によっては咲き始めているサクラ。
この時期は別れや出会いがたくさんあり、
また長い冬を越した自然の生命力に改めて感動する季節でもあります。


前から気になっていた「茶香炉」を頂くことがありました。
ちょうどサクラの透かしがこの時期にふさわしいと思い、
緑茶の香りを楽しみながら、少し早いですが桜茶を味わいました。



香炉の上皿の真ん中はろうそくの火が強くて茶葉がこげるので、
円状に葉を置くと上手に使えます。
お茶のお店に入ったときのあの香ばしいいい香りが部屋中に漂います。


中国茶や紅茶なども使えるということで、
いろいろ試してみようと思います。



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京都のアロマセラピー教室


梅が咲き始める季節ですね。
今日は菅原道真公がお生まれになったという、
菅大臣神社(京都市下京区)の梅を見に行きました。


境内にある「飛梅」。
道真公が大宰府に左遷されるときに詠まれた歌に由来する梅の木のようです。


実は残念ながら、たった一輪の開花。
でも、これから咲くために頑張っている木の幹や枝に力を感じることができ、
薄桃色の一輪はとても優しい香りがしました。


道真公の歌もすばらしいですが、
これから咲き始めるということで、
江戸時代の俳人・服部嵐雪さんの詠まれた歌を味わいたいと思います。


梅一輪 一輪ほどの暖かさ


梅の花が一輪また一輪と咲くにつれて、
気候も少しずつ暖かさを増すという意味だそうですが、
春の訪れをゆっくり楽しみたいものです。



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京都のアロマセラピー教室


いま気に入って読んでいる香りの本があります。
その中で出てきた「ベネディクティン」。
日本で言う薬用養命酒のようなものとか。


度数40度の薬草リキュールは、フランスで生まれました。
27種のハーブが入っているようですが、内容を当てるのは難しいです。


こちらは16世紀にフランスのベネディクト派の修道院の僧侶が
たくさんのハーブを使って作った秘酒から始まり、
一時期はフランス革命もあって製造が中止になったものの、
また1800年代にあるワイン商によって復活したというもの。


気になる薬草ですが、アンジェリカ・アルニカ・
レモンバーム・カルダモン・シナモン・コリアンダー・
ジンジャー・ヒソップ・ジュニパーベリー・クローブ・
ナツメグ・ミルラ・パイン・サフラン・バニラなどなど。


シロップやカラメルも入っているので飲みやすいです。
さすが薬草が入っているだけあって、
頭痛・不眠症・更年期障害・喉の痛みなどにも効果あるとか。
ちなみに寒い冬の夜はお湯割りにすると
湯気とともに薬草がふわっと香り、
口当たりもよく美味しくいただけます。



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