街を歩いていると、小さな白い花が甘い香りで迎えてくれ、

シーボルトが残した植物誌を見てみたり。



今回とても興味をひかれ勉強になったのは、出島に関連する

歴史。いわゆる歴史の教科書でも見かける扇形の出島は、現

在は周りを埋め立てられて一部しかその形を見ることが出来

ませんでしたが、いまも発掘調査しながら、美しく復元され

ています。


その敷地にある薬草園の碑。



そしてスパイス戦争でもどれだけ貴重だったかよく語られる

スパイスの貯蔵庫も、この出島にありました。特にクローブ

倉庫もあったようです。


当時、オランダが支払っていた出島の土地代は一年で一億円

ということでしたが、それほどまでに興味を抱かれた日本。

輸出の大部分は、金銀銅と「樟脳」ということでした。



そして思い出にと、母に買ってもらったチューリップ香水。

お花そのものの優しい香りは、少し早い春を思わせます。





sionna日記いつも読んでいただき、ありがとうございます。

今年に入って、外部の仕事環境が大きく変わり、まるで職場

を移ったかのように、少々緊張の日々の連続です。


先日も手探りで業務を行ったり、一人で解決しなければいけ

ないことが続いて、久々にその緊張で胃がキリキリ痛むわ、

焦るわ・・・これは絶対「ネロリ!」と思い、何度も助けら

れました。いまネロリの講座も期間限定でやっていますので、

興味ある方はぜひお待ちしております。


そんな最中、長年旅に行けなかった母の願いを叶えるために、

れの九州へ。強行スケジュールながら、3日間で長崎と大分

・湯布院に行きました。


まずは、デザイナー/水戸岡鋭治さんの車両デザインに、最

初から感動させられることに。昔のロンドン地下鉄を思わせ

る木の床や、ドイツのインターシティを思わせる重厚感。



1500年くらいからの数百年の長崎における歴史は、日本が

外国と関係する歴史でもあり、観光の定番であるグラバー園

も本当に勉強になりました。この時期は、世界のスパイス戦

争の時代でもあり、日本にもおおいに影響を与える時代であ

ります。


少し先ですが、いつもの京都新聞カルチャーさんにて、

春のアロマとハーブの講座をさせて頂きます。


詳しくはこちら


耳の調子がここのところよくなかったので、近所の耳鼻科に

行った帰り、いつもと違う道を散歩して帰りました。


稲荷神社があったので、なんとなく入ってみることに。

境内の真ん中に大きな榎(えのき)の木があったのですが、

坂本龍馬がおりょうさんと再会するきっかけになったとも

言われる木でもあるようです。「京都に居る」とおりょう

さんに伝える為に木の幹に「龍」と削った跡が残っている

ようですが、人も多かったので今度またじっくり探しに行

こうと思います。


龍馬とおりょうさんの再会の場所でもあり、「えのき」→

「えんの木」→「縁結び」で、縁結びの神社でもあるよう

です。



この神社は、武信稲荷神社と言います。

私は残念ながら用事があって行けないのですが、2月9日

には初午祭で甘酒が無料で配られるようですよ。


そしてもう少し歩くと、「日本近代医学のあけぼの」という

碑がありました。なんと、こちらは日本で初めて人体解剖が

行われた場所ということでした。山脇東洋さんという方らし

いのですが、いつも通勤途中(新京極三条下がる東入る)に

ある碑で見覚えがあった名前だったので、足を止めました。


いま大河ドラマで出てくる時代の、幕末の政治犯などが投

じられていた六角獄舎という場所がこの付近にあったよう

ですが、そこの方々が解剖の対象となったことなども書か

れていました。



病院に行った帰りに見つけたものが、たまたま医学系の

歴史で、また259年前の本日、2月7日がその初めての解

剖の日とのことで、なにかそういうことを学ぶ日なのか、

感じさせて頂く日です。


3月末までの限定クラスのご案内です。


小学校の手洗い場で昔なつかしさを思い出しながら、

レモン石けんを作りませんか?


そして寒ーい季節も気持ちを明るくしてくれるネロリ

(オレンジの花)を使って香油も作ります。


詳しくはこちら。今だけの限定クラスです!