「道(い)うこと莫れ、此の華今年発(ひら)くと。

応(まさ)に知るべし。往歳種因(おうさいしゅいん)を

下すを、因縁相感じ枝幹そびゆ。何(いか)に呪(いわ)

んや、近日早春に遇うをや。」      —拾遺雑集―



「今年この花が咲いたと言ってはいけません。

何年も種を蒔き続け、因果の法則で幹や枝が天向かって

伸び続け、その結果この春に出会って咲いたのだから。」


植物や自然と接したり勉強していると、ものごとの流れに

ついて気づかされることが多いです。ちなみに月桂樹の香

りは心に元気を与えてくれます。



ハーブ好きの皆さん、生ハーブ楽しまれてますか??

私は職場の後輩にもいいプレッシャーもらいながら、

生ハーブをどんどん取り入れています。


今日は繁殖しすぎて困っているハーブを収穫。

このところ、食欲を落として「男の人並みにガツガツ

食べていた私が?」と少し気になるところですが、胃

腸の働きを助けてくれるペパーミントは強い味方です。



そして先日はライバルと数年後の企画を話合う為に、

モロッコ料理屋さんへ。もちろんドリンクは、「モロ

ッコミントティー」。なんとオレンジフラワー芳香蒸

留水入り、そして注文したタジンもたくさんのスパイ

スが入っていて、口の中は香りのパレードでした。


ある日のお弁当。出勤も、楽しく美味しいお弁当があれば

テンションが数倍に膨らむもの。


先日の生徒さま感謝企画で作ったコーントルティーヤ、実

はとてもはまっておりまして、パン代わりにチャチャッと

作っています。今回は、以前に作り置きしていたチリコン

カンをサンド。ちなみにチリコンカンはテキサスで生まれ

たとも言われるメキシコ料理のようですが、「チリパウダ

ー」と言う幾つかのスパイスを合わせたものです。



去年の旅で、実はトルティーヤサンドをいろいろと試した

のですが、意外と日本のお惣菜でもいいかもしれません。



今回はTEX-MEX料理を半分英語で教えて頂きました。

アメリカで人気のメキシコ料理ということで、サルサ

2種とエンチラーダ。外側の生地もコーンフラワーを

使って風味豊かなトルティーヤ作り。


なんと言っても、今回のメインの香りは「クミン」と

「シアントロ」。シアントロは香菜のこと。苦手な方

は無理されないほうがいいですが、お好きな方はエス

ニック料理に使う香菜とは違う美味しさに感動される

はず。



焼き上がりのホールを写真撮り忘れましたが、メキシコ

でNO.1のプリンも意外な組み合わせの材料でできました!

デザートは毎回バニラビーンズの登場が多いですが、やっ

ぱりエッセンスを使うのとは全然香りが違います。


いつも少しずつメンバーは違いながらも、お料理大好き、

あるいは香りや植物大好きな方々が集まっては楽しい会に

なっております。でもゆったりした会なので、また興味お

ありの生徒さま、ぜひ遊びにいらして下さいね。



春の香りを楽しむ透明石けん、いろんな作品。。。

左上の青色の石けん、こちらはなんと精油の自然の

色なんです。


ご参加下さいました方々、ありがとうございました!


以前に頂いたリクエストにより、このところカレーに

使うスパイスの調合にいそしんでおります。


合わせた直後と、日を置いたものも全然香りが違うの

は、香水の香料の熟成と同じで興味深いです。時おり

インド人の友人に聞きながら。


だいたい20種類ほどのスパイスを合わせて試しており

ますが、次から次へと出てくる課題とそれに対する実

験の繰り返しは、やみつきになります。


そんな中で、我が家で一番好きなカレー屋さんの味

にどう近づけるかが、私の課題でもあり、先日もそ

のお店へ調査。そんなこんなで、昔とカレーの食べ

方が変わりました(笑)。


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