夏はやっぱりミントたっぷりのモヒート!


いろんなところで頂いたり、このところは自分でもバー

ジョン代えながらチャレンジ。モヒート以外にもカクテ

ルをいろいろ勉強中ですが、その奥深さ、ハーブやアロ

マにも通ずる植物のことなども同時に知れて、さっそく

夏の楽しみを見つけました。


以前に、ヘミングウェイのキューバでの足跡をたどる番

組を見たときに、彼はまだ明るいうちからゆっくりとお

酒を楽しんでいたとのことでしたが、海に沈む夕日を見

ながら飲むお酒のある夏など過ごしてみたいものです。




去年の夏から少しずつ読んでいるビアトリクス・ポターの全集。

つい最近、映画「ミス・ポター」(彼女の生涯の話)をもう一度

見て、彼女の人生の経過とそのときに描かれた作品を照らし合わ

せながら読んでみました。



有名な挿絵としてよく見かける、あひるのジマイマとキツネの

お話。自然の中で動物と暮らす経験をしていない私には、種類

の違う動物がかわいく散歩しているようにしか見えていなかっ

たのですが、実はスリルなお話であります。


以前に、自慢の七面鳥をたくさん飼っている友人の家に遊びに

行った時に、「お出かけする時はワンちゃんを庭に離してねー

って、言ったよね」と怒られて泣きじゃくる娘ちゃんをどうし

てもなだめることができませんでした。子どもの七面鳥はキツ

ネに食べられ、大きい七面鳥は怖さのあまり飛んで行ってしま

ったのです。



こちらでは、「おいしいオムレツを作るから、セージ、タイム、

ミント、玉ねぎ、パセリを持って来ておくれ」とキツネに頼まれ

たジマイマがハーブを摘んでいるところです。なぜそんなことを

頼んだのか?気になる方は読んでみて下さいね。


「ツタンカーメンのえんどう豆」を頂きました。中のお豆は

緑色ですが、豆ご飯にしたら薄く紫色になるそうです。


この名称はなにかにたとえて付けられたとかではなく、ツタ

ンカーメンの棺に副葬品と一緒に見つけられた種を見事に発

芽させたものとの話なのですが、植物は本当に脅威の存在で

す。むかし奥州平泉の中尊寺金色堂に行った際も、藤原泰衡

の首桶の中から見つかった蓮の種を800年の時を超えて発芽

させた蓮を拝見して驚きましたが、ツタンカーメンは3000年

以上前の話です。



さて、いつ見よう!とワクワクしながら楽しみにしている

クレオパトラの史劇。250分の大作に十分浸りたいから、

彼女が好きだった香りを焚きながら、エジプト料理でも作

って食べながら見たいものです。



決して日当りがよいとは言えないscoil sionnaの香りの園。

それでもグングン伸びるハーブたち。


上はレモンバームとラバンジン。

下はレモンバーベナですが、一度死なせてしまったかと思

っていたのが復活しました。



私も個人的には去年の秋から取り組んでいたことが、よう

やく一段落。昔よく大学の先生が、「新しいことを始める

と、また新たな課題が山積みになって、それを研究してい

くことがどれだけ楽しいことか」と言われていたことを思

い出します。


いま現在ずっと、大河ドラマ「八重の桜」の舞台は、scoil

sionnaの教室近辺がたくさん出てまいります。徳川慶喜さ

んが住まれていた場所も、歩いて3分くらいにあったり、

前回の番組で、大政奉還と言えば・・・の二条城が紀行に

も取り上げられていました。どこかの調査では、京都では

清水寺の次に来場者数が多い世界遺産とのことです。


そんな歴史をもつ場所ですが、私を含む近所の者たちは、

お堀の周りをエクササイズに使わせて頂いております。


この季節になると、お堀の周りをお花の香りがたちこめ

ます。エルダーフラワーの香りに似ているように思って、

思うだけで調べていなかったのですが、どうやらバラ科の

「トキワサンザシ」のよう。赤い実をつける秋も観察して

みたいものです。


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